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総額9億円超、合計6件を決定 農林水産業みらい基金、2022年度の助成対象事業

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農林水産業みらい基金

 

 一般社団法人農林水産業みらい基金(東京都渋谷区)はこのほど、2022年度助成対象事業として、総額9億3784万円、合計6件を選んだ、と発表した。

 6件は、一般社団法人Agricola(北海道当別町)の「鶏舎建設と穀物乾燥施設建設」▽トッパン・フォームズ(東京都港区)の「農作業マッチングサービス」(事業地・宮崎県、大分県)▽有限会社人と農・自然をつなぐ会(静岡県藤枝市)の「有機農園拡大及び販路の確保による『有機の郷』構想の実現」▽GREEN FORESTERS(東京都千代田区)の「積雪地域での造林課題を解決する!未来の森づくり事業」(事業地・新潟県村上市)▽宮城十條林産(仙台市)の「『D』が森林と都市を『X』する」▽宇波浦漁業組合(富山県氷見市)の「村張定置網のコミュニティビジネスへの変革…定置網とオラッチャの生活…」。

 農林水産業みらい基金は「農林水産業と食と地域のくらしへの貢献」を目的に「前例にとらわれず創意工夫にあふれた取り組みで、直面する課題の克服にチャレンジしている地域の農林水産業者へ、あと一歩の後押し」のための助成活動を展開している。今回は全国から139件の助成希望の応募があった。