間もなく本格化する就職活動シーズン。駅や街中であの“リクルートスーツ”を見かけることも多くなりそうだ。何となく雰囲気で分かる就活生たち。どうしてあのスタイルでないといけないのだろうか、と考えたことはある? 青山商事(広島県福山市)が実施したアンケートによると、服装に悩んだことがある就活生は88.8%にも及ぶという(調査期間は2021年10月27日~2022年6月28日、3462人対象)。本来であれば、企業風土や仕事内容で悩みたいところ。そこで同社は、服装の悩み解決をテーマにした「#きがえよう就活」プロジェクトを実施している。
2023年1月現在、このプロジェクトに賛同している企業は同社を含む17社。直近では、東邦レオ・Reelu(リール)・アサヒビールが加わった。プロジェクトのHPでは、選考時の服装指定とその理由、各企業の内定者・新入社員が実際に選考で着用した服装の情報を公開。服装情報を可視化することで、就活生が安心して就職活動に専念できる環境を目指しているという。