デザイン的視点で中小企業の課題解決を　千葉市産業振興財団、「産学合同技術シーズ交流会」開催

　千葉市産業振興財団は、「産学合同技術シーズ交流会　～デザイン経営―課題解決のためのデザイン～」を3月9日、千葉市中央区の三井ガーデンホテル千葉で開催する。

　同財団が2年間にわたり、デザイン的視点による中小企業の課題解決策を広く周知するため実施してきたビジネスシーズ交流会の集大成、という位置付けだ。

　イベントでは、これまでに実施した優れた研究事例を紹介したり、市内の中小企業と参加する教育機関とのマッチングを図ったりする。内容は①大学と市内の企業からパネリストを迎え、中小企業におけるデザインの価値提供と産学共同研究の可能性を考えるパネルディスカッション②交流会を通じて参加する教育機関の研究者と市内中小企業のマッチングを図るポスターセッションによる交流会―で構成され、教育機関は、千葉大、千葉工業大、木更津工業高等専門学校、東京コミュニケーションアート専門学校が参加する。事前の申し込みが必要で締め切りは3月8日。会場での当日参加も可能だ。

　同財団は「実際にデザインによる課題解決に取り組んだ大学などや企業と交流できるのは開催日当日だけ。ぜひ会場に来て、自社に合った課題解決方法を見つけてほしい」と参加を呼びかけている。