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北豊島中学校・高等学校と順天堂大が教育連携協定 教育方針が合致、中高生徒に医療専門性へ触れる機会を

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北豊島中・高校 順天堂大と教育連携協定を締結

 

 学校法人北豊島学園(東京都荒川区)は、北豊島中学校・高等学校と学校法人順天堂大学(東京都文京区)が教育連携の協定を締結したことを発表した。協定は1月25日付で、順天堂大の「人在りて我在り、他を思いやり、慈しむ心。これ即ち『仁』」という学是と、北豊島中学校・高等学校の「個々に持つ天賦の芽を限りない愛情で育て伸ばし、社会で活躍できる女性を育成する」という教育方針とが合致したため、と説明している。

 順天堂大は医学部や看護学部などがある医療系の大学として知られており、北豊島学園は具体的取り組みとして「順天堂大の持つ医療専門性を生かした生徒・保護者などを対象としたキャリア教育、出張授業の実施」「順天堂大の授業への特別聴講・参加」のほか、進学ガイダンスや教員や生徒を対象とした研究会・意見交換会、セミナーの実施などを予定しているという。

 北豊島学園は1926(大正15)年、「女性の地位向上」などを目標に前身となる「北豊島女学校」を設立。現在は中学・高校の6年間を一貫教育としている女子校。今回の協定について「双方の交流・連携を通して、健康や医療について多様に学べる機会を中学・高校生の日常に加えることができるとともに、大学の先端技術や研究内容に触れることで個々の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めることができる」などとしている。