カルチャー

国産コーヒーの木のオーナーに 普及・応援プロジェクトの会員になってエントリー

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 気候変動などさまざまな環境の変化で、従来のコーヒー生産地域での収穫が大幅に減るのではと危惧されている“コーヒー2050年問題”。解決はそう簡単ではないが、まずは日本でも国産コーヒーを作ってみようという挑戦が続いている。すでに栽培に成功しているやまこうファーム(岡山市)が、「国産コーヒーの木オーナー制度」をスタート、予約を開始した。

やまこうファームコーヒー農園
やまこうファームコーヒー農園

 これまで日本はコーヒー生豆を輸入に頼らざるを得ず、消費者は生豆か焙煎された状態のコーヒー豆を見る機会しかなかったが、本州での栽培や収穫が可能になれば、誰もがコーヒーの木と直接触れ合うことができるようになる。岡山市内の自社の温室ハウスで、昨年に引き続き収穫に成功した同社では、栽培はファームが担当し、オーナーはコーヒーの木の成長過程や、コーヒー農園の訪問を楽しめるというこのオーナー制度を企画した。

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 法人個人問わずエントリーができる。まずは同社が主宰する国産コーヒー普及・応援プロジェクト”JAPAN COFFEE PROJECT(ジャパン・コーヒー・プロジェクト)の会員からの予約を開始。会員登録は同社公式サイトから無料でできる。