カルチャー

吾輩は高さ4メートルの「サウナー人形」である。名前はまだない “究極のととのい”を表現したマスコットのネーミング募集中

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 愛媛県今治市の「しまなみ温泉 喜助の湯」 (キスケ・愛媛県松山市)が3月中旬から、施設の駐車場に“サウナでととのった人”をイメージした高さ4メートルのバルーンマスコットを展示している。この巨大マスコットのネーミング募集キャンペーンを5月31日(水)まで実施中だ。

 あまりの大きさと見た目のインパクトから、一度見たら忘れられないマスコットだが、名前はまだない。そこで、サウナー(サウナ好き)の人たちから名前を大募集中。しまなみ海道の新名所!?に名前をつけられるチャンス。応募者には抽選で1万円相当のオリジナルのサウナグッズが当たる。「しまなみ温泉 喜助の湯」のInstagramアカウントをフォローし、撮影したサウナ人形の写真とともに、ハッシュタグ「#サウナ人形名前募集」をつけて、考えた名前を投稿すれば、応募完了。当選発表は6月中旬頃を予定している。

サウナの境地「ととのう」状態のイメージ
サウナの境地「ととのう」状態のイメージ

 「喜助の湯」がオススメするサウナの入浴法は、「高温のサウナ→水風呂→外気浴(休憩)」の3ステップの温冷交代浴。この3ステップを1~3セットもしくはそれ以上繰り返すと、外気浴の際に体がふわっと軽くなったり、頭がすっきりとした感覚になったりして、一種の恍惚(こうこつ)感を感じるように。これがサウナ用語での「ととのう」状態で、「雑念が消えて思考がクリアになる」「アイデアが生まれやすい」など、瞑想(めいそう)と同様の効果があるといわれているという。

しまなみ温泉 喜助の湯

 キスケのサウナを愛する3人のスタッフが2021年4月に結成したキスケサウナクラブ(kSc)は、「サウナの魅力や楽しさを世の中に広めたい!」との思いから、「サウナ情報・魅力の発信」「快適なサウナ環境の整備」「地域への貢献」を3本柱に活動。今回、フォトスポットとしてサウナの境地「ととのう」状態をイメージしたバルーンマスコットを登場させ、さらに多くの人にサウナに興味を持ってもらうことを目指している。

kSc新プロジェクト『鬼サウナプロジェクト』をクラウドファンティングで進行中
kSc新プロジェクト『鬼サウナプロジェクト』をクラウドファンティングで進行中

 サウナの魅力や楽しさをもっと世の中に広めようと、kScは、日々の健康的な“サ活”の感謝の気持ちや願いを神様に伝える場所「サウナ神社」の建立プロジェクトを進めている。クラウドファンディング「鬼サウナプロジェクト」で5月末まで支援を募集中。「サウナ神社」では、四国のサウナ文化を、世界的にも有名な四国お遍路と融合させ、地域の活性化や観光振興を目指す。建設資金をクラウドファンディングで賄い、設置場所は「伊予の湯治場 喜助の湯」の玄関前を予定している。