おでかけ

3776個のおにぎりを山梨県内で無料配布 2月23日に「富士山の『日』祭り」を開催

配布するおにぎりのパッケージデザイン

 2月23日は富士山の日。この日に富士山の標高3776mにちなんで、山梨県内で3776個のおにぎりを地域住民や観光客に無料配布し、富士山を思いながらおにぎりを食べるイベントが開催される。

 名付けて「富士山の『日』祭り」(「富士山の『日』祭り」実行委員会・山梨県富士吉田市)。国指定重要無形民俗文化財であり日本三奇祭とされている山梨県富士吉田市の夏の「吉田の火祭り」にかけた命名だ。童謡「一年生になったら」の中で「100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを」と歌われる富士山。この日を通じて、「普段当たり前にあるものに気づき感謝すること」の大切さや富士山への感謝の気持ちを込めて、富士山の上では難しくとも「富士山の下で、おにぎりを食べよう」というイベントに仕立てた。

 同時開催イベントとして、ゴミ拾いをしながら富士みちを歩き、各エリアに到着次第おにぎりを配布する「ふじみちさんぽ~富士山の日特別ツアー」、災害時にも活躍する大型ドローンでおにぎりを運搬した後に配布する「ドローンDEおにぎり、午後2時23分 富士山を眺めながらおにぎりを食べよう」ほかも開催する。おにぎりの配布先やイベント詳細は、特設サイトに掲載している。