カルチャー

鳥取で「アドベンチャーツーリズム」楽しもう 18、19日に東京で観光PR、特産品も販売

日本海に向かって鳥取砂丘を滑り降りるサンドボード ©鳥取県

 自然や文化を通して日本の本質を深く体験・体感できる旅行形態「アドベンチャーツーリズム」を鳥取県で楽しんでもらおうという観光PRイベントが5月18日(木)と19日(金)、東京シティアイ イベントスペース(東京・丸の内、JPタワーKITTE地下1階)で開かれる。県内各地の魅力をパネルや大型スクリーンで紹介するほか、抽選会付きの「鳥取砂丘フォトセミナー」を開催、特産品や駅弁の販売も行う。

初心者でも体験できる鳥取砂丘のパラグライダー ©鳥取県

 観光庁によると、アドベンチャーツーリズムは「自然」「アクティビティー」「文化体験」の三つの要素のうち二つ以上で構成される旅行で、自分自身の変化や視野の拡大、学びを得ることなどを目的としている。

壮大な景観と透明度の高い海を遊覧船やカヤックで楽しめる浦富海岸 ©鳥取県

 鳥取砂丘では、太い車輪で砂の上も走れるファットバイク、スノーボードのようなサンドボード、初心者でも気軽に体験できるパラグライダーなどが楽しめる。県東部の山陰海岸ジオパークの浦富海岸は、海食でできた壮大な景観や透明度の高い海が特長。遊覧船やシュノーケリング、カヤックで満喫できる。県西部にある大山では、登山やハイキングで大自然を、そして満点の星空で大宇宙を感じられる。体を存分に動かしたら、皆生、三朝、岩井と県内あちこちにある温泉で疲れをいやそう。

中国地方最高峰、標高1729mの大山山頂 ©鳥取県

 観光、アクティビティー、食事と多くの点で恵まれた鳥取県だが、鳥取県観光連盟の担当者によると今年のいち推しは「開運神社巡り」。恋人の聖地にも選ばれた白兎(はくと)神社など干支にちなんだ12の神社と、金持神社、福成神社といった縁起のよい字を冠した八つの神社を訪ね、参拝と祈願。置いてあるスタンプを「旅印手帖」「トートバッグ」「手ぬぐい」に押せば、自分だけの開運グッズが完成する、というコンセプトだ。

 

因幡の白ウサギの神話で知られる白兎神社 ©鳥取県
訪れた神社のスタンプを押して自分だけの開運グッズに ©鳥取県