カルチャー

崖の上のポニョの子どもたち 佐助くんと草助くん

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 ご記憶だろうか。コロナ禍初期の重い雰囲気が漂っていた2020年8月、京成電鉄の線路沿いの崖に迷い込み、連日メディアに取り上げられお茶の間をにぎわせた「崖の上のヤギ」。愛称はポニョ。この春ポニョは双子を生み、佐助と草助と命名された。

 ポニョは崖から救出された後、千葉県の「佐倉草ぶえの丘」で飼育され、子どもたちの人気者となっている。崖からの救出を援助した「むつざわヤギ牧場」で飼育されている豆の助と結ばれ、4月5日に双子の男の子を無事出産した。子ヤギが無事に成長するまで一定期間非公開で見守ったのち、子ヤギの初お披露目と“めぇ~めぇ~式”(命名式)が開催された。この名前は、全国の応募の中から佐倉市内小学校児童の投票で決めた。

 長男、佐助くんは、お父さん譲りの茶毛のまだら模様、次男の草助くんはお母さん譲りの真っ白な毛色が特徴だそうだ。