カルチャー

昭和の“おかあさんの思い出”がよみがえる ミニチュア「昭和ノスタルジック」シリーズに新ラインアップ

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 昭和雑貨コレクター、人形・マスコット作家の宇山あゆみ氏がプロデュースするミニチュアフィギュア「昭和ノスタルジック」シリーズ(ケンエレファント・東京)に、最新作「おかあさんの想い出」が登場する。ミシン・買い物かご・乳母車・化粧道具の全4セット。カプセルトイ(1個税込み500円)とブラインドBOX(同550円)の2形態での展開。全国のカプセルトイ売場、ホビーショップ、オンラインショップなどで7月下旬に発売する。

 昭和時代のどの家庭にもあった生活用品・雑貨などをミニチュアフィギュア化している「昭和ノスタルジック」シリーズ。2021年から「お誕生日の想い出」や「おふろの想い出」といった昔懐かしい情景をテーマにしたコレクションを発売してきた。最新作「おかあさんの想い出」は、昭和時代のおかあさんが愛用していた古き良きレトロアイテムをピックアップした。

人気の「昭和ノスタルジック」シリーズ、最新作のテーマは「おかあさん」
人気の「昭和ノスタルジック」シリーズ、最新作のテーマは「おかあさん」

 ミシンのセットは、ジャノメ(東京都八王子市)の創業50周年を記念して1971年に発売された「ジャノメ・トピア801型」に、「糸切りハサミ」が付属。ダイヤルや上部にある糸立棒など細かい部分までこだわり、左サイドにある補助テーブルは折りたためる。ミシンを使う音まで聞こえてきそうな本物に忠実な造形。

 買い物かごのセットは、かご編みの「買い物かご」に、がまぐちタイプの「お財布」と竹下製菓(佐賀県小城市)のお菓子「フローレット」入り。かごは編み目の様子を細かく表現。現在も販売されている「フローレット」は、昭和の頃のパッケージデザインの透明パーツの中にお菓子のパーツを組み込んで表現している。

 乳母車は、パステルカラーのピンクとイエローの2色。組み立て式で高さ約8cmのビッグサイズ。サイドには野ばら社(東京)デザインのレトロ感あふれるプリントを施した。下部の車輪パーツは回転するので、実際に押して動かせる。日よけカバーパーツのシワなど、細かな表現にもこだわった。

 化粧道具のセットは、ドレッサーに並べられていそうな「化粧ボトル」「コーム」「長柄カミソリ」「手鏡」入り。「長柄カミソリ ビューティーM」は現在も多くの人が愛用する貝印(東京)のロングセラー商品で、ワンポイントのお花マークも細かく表現。手鏡には裏面にミラーシールが付いている。

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 幼い頃、おかあさんと過ごした日々がよみがえるようなノスタルジーあふれる同コレクション。全てが入った12個入りパックは、ケンエレファントのオンラインショップ・ケンエレストアの昭和ノスタルジックシリーズ「おかあさんの想い出」商品ページで予約を受け付け中。