
長野県茅野市・車山高原ビーナスライン沿いに鎮座する「単車神社(オートバイ神社)」で9月7日(日)に、年に一度の「例大祭・交通安全祈年祭」が行われる。
単車神社は2021年8月に、約1000万人のオートバイライダーの「交通安全の祈念」と「今まで交通安全だったことへの感謝」そして、走らせてもらっている母なる大地(道路)に感謝する地として、オートバイ乗りの聖地とされる同地に建立された。
主祭神にまつるのは、「みちひらきの神」として知られる猿田彦大神。当日は、境内で愛機のおはらい(無料)も執り行う。鳥居前には、愛機と潜れる「茅の輪」が併設。愛機と共に交通安全を祈念し、記念撮影を。例大祭限定の特別御朱印も授与される。
祭典では、巫女(みこ)による「浦安の舞」や、日本遺産大使・重要無形文化財総合指定保持者、能楽師囃子方大倉流大鼓・日本バイクオブザイヤー選考委員の大倉正之助氏を迎えて大鼓の奉納演奏も予定している。「例大祭・交通安全祈年祭」は11時~12時、参列料無料。駐車場100台(1000円)。
13時~16時には、ライディングスクールを開催する。講師は、日本人初の「世界耐久選手権チャンピオン」を獲得し、現在レーシングアドバイザーとして活躍中の北川圭一選手。走ることの本質、安全と技術の磨き方、そして“風と一体になる”楽しさなどが、トップライダーから直接学べる。参加費1万円。
18時~20時には車山高原スカイパークホテルの宴会場「蒼穹」で、「直会・鈴鹿8時間耐久ロードレース2025年 解説会」を開催。北川選手による今年の「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の見どころ解説などを予定している。参加費5000円。
午後のイベントはいずれも、事前申し込み・決済が必要。詳細は、単車神社公式ホームページに掲載している。