カルチャー

展覧会「北斎の植物図鑑」 100種類以上の植物の絵を北斎ならではの表現で楽しむ

 桜、朝顔、菊など、四季を彩るさまざまな植物たち。葛飾北斎が描いた植物の絵が展示室を埋め尽くす展覧会「北斎の植物図鑑」が、9月4日(水)から長野県・小布施の北斎館で開催される。押し花作品を作るワークショップなども開かれる。会期は11月10日(日)まで。

 北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によってさまざまな表情を見せてくれる。北斎が得意とした筆づかいや多様な描法、独特な表現を通して、晩年北斎が過ごした緑豊かな小布施で、草木や花の世界を堪能できる。

 入館料は大人1000円、高校生500円、小中学生300円。