おでかけ

埼玉県行田市の伝統的工芸品普及イベント 箱根強羅で行田足袋の魅力を発信

オリジナル絵付けができる

 神奈川県箱根町の「ラフォーレ箱根強羅 湯の棲」で12月7日(土)・8日(日)の2日間、埼玉県行田市が誇る伝統的工芸品「行田足袋」の魅力を体験する「My足袋ワークショップ」が開催される。

 日本各地の良品を発掘し国内外に魅力を発信する産業支援プロジェクト「CoCo JAPAN」 (ココジャパン、森トラスト・東京)の一環。

 行田市は国内有数の足袋の産地で、「行田足袋」は2019年に国の伝統的工芸品に指定された。今年は「行田足袋組合」が発足。和装時だけでなく、多様なシーンでの活用、新たなライフスタイルを提案し、国内外での認知度を上げるさまざまな取り組みが進んでいる。同イベントでは、行田足袋の仕上げ工程を体験し、完成前の足袋にオリジナルデザインを施して、世界に一つだけのオリジナル足袋を制作する。

 10月に静岡県伊東市の「ラフォーレ伊東温泉 湯の庭」で行われた同様のイベントも、好評を博した。「足袋にはこれまでなじみがなかったが、柄足袋がすてきで興味を持った。行田市も訪ねてみたい」(東京都・50代女性)、「足袋といえば白足袋・紺足袋のイメージだったが、カラフルな柄足袋・半足袋など、新しいものがあることに驚いた」(静岡県・60代男性)、「柄足袋の色がかわいく、お気に入りになった」(東京都・10代女性)などの声が寄せられたという。

 「ラフォーレ箱根強羅 湯の棲」宿泊者限定イベントで、当日現地でも申し込み可能。各日15時~18時開催。詳細はラフォーレ箱根強羅ウェブサイトに掲載している。