おでかけ

福島・猪苗代町でゲレンデ雪花火が磐梯山と“共演” 12月21日・31日に「いなわしろ雪花火」

昨年の様子

 磐梯山を仰ぐスキー場で冬の花火を楽しもう。福島県猪苗代町などで作る「いなわしろ花火大会実行委員会」は、12月21日(土)・31日(火) の2日間、「いなわしろ雪花火」を開催する。開催場所は、21日がリステルスキーファンタジアで、31日が猪苗代スキー場。両日とも18時打ち上げスタート。21日は300発、31日は500発を予定している。

 「いなわしろ花火大会」は、2011年に発生した東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故により避難してきている福島の子供達に「希望の花火を見せてあげたい」との趣旨から、スタートし、当初は毎年8月に開催していた。震災から13年が経過。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2021年度以降は夏の開催を冬季に延期し、「いなわしろ雪花火」として町内スキー場を会場に開催。観光地・猪苗代への冬の誘客、地域活性化の役割が期待されている。

 荒天延期の判断は当日12時に行う。順延日時は、リステルスキーファンタジアは2025年1月12日(日)、猪苗代スキー場が1月2日(木)、いずれも18時打ち上げスタート。