
パリのルーブル美術館に展示されているミロのヴィーナス像。広い美術館を全部回る時間がなくても、モナリザと並んでこの作品は案内図で探して目指す人が多い。4月9日(水)から4月14日(月)の6日間、東京の日本橋高島屋で開催される展示販売会「大黄金展」では、黄金の等身大「ミロのヴィーナス」が特別展示される。Grand Palaisフランス国立美術館連合公式コラボレーション作品。
金ぱく約1500枚を使用し、日本の伝統技術を用いて製作。フランス文化省管轄の商工業的公共機関(EPIC)、グラン・パレRmnが運営する芸術工房(アトリエ・ダール)のムラージュ工房は、1794年ルーブル美術館内に設立されて以来、彫刻(彫塑)作品のオリジナルから直接「石こう型取り」をする技術を伝承し、多くの美術館やシャトーから依頼され制作した6000以上の石こう型を保存。またその型を元に石こう複製彫刻を作っている。
4月14日(月)まで開催される大黄金展には、このミロのヴィーナスのほかにも、⼈間国宝が⼿がけた「⻩⾦のおりん」などの仏具や仏像をはじめ、人気の⼤判⼩判、また暮らしを彩る和洋⾷器、開運・縁起物の置物など、1000点以上の金製品が並ぶ予定。開場時間は10時30分~19時30分(最終日は18時閉場)。入場無料。
