なんとも楽しそうな90歳だ。日本を代表する美術家の横尾忠則さんが6月27日に90歳の誕生日を迎えるのを記念し、「横尾忠則 はじめての90歳! 90のポスター展」が同日から7月20日(月)まで、東京・渋谷の渋谷PARCO8階にあるギャラリースペース「ほぼ日曜日」で開催される。
横尾さんは戦後日本のグラフィックデザインと現代美術をけん引してきた存在。鮮烈な色彩や独創的な構図によって時代を象徴する数々の作品を生み出し、その表現は国内外で高い評価を受けてきた。今回の展覧会では、これまで制作した1000点以上のポスターの中から90点を厳選し、その創作の軌跡をたどる。
展示作品には、代表作として知られる「腰巻お仙」や「TADANORI YOKOO」のほか、1960年代から2010年代までの幅広い時代の作品が含まれる。一般には目にする機会の少ない希少なポスターも展示される予定で、その表現の変遷や時代ごとの挑戦を一望できる内容となっている。
企画は、長年親交のある糸井重里さんの発案によるもの。糸井さんは「30世紀まで名を残す人」と横尾さんを評しており、その功績を広く紹介する機会として本展が実現した。
注目すべきは過去の名作だけではない。会場では、株式会社ほぼ日が今年設立した「ほぼ日マンガ部」のために横尾さんが描き下ろした新作ポスターも初公開。90歳という節目を迎えてなお、新たな創作に取り組む現在進行形のアーティストとしての姿も確認できる。
このほか、会場ではポスターや画集、ポストカード、アパレル商品など関連グッズも販売。横尾作品を身近に楽しめるアイテムが多数用意されるほか、人気の「横尾忠則ガチャ」も設置される予定だ。入場は無料。








