熊野三山への参詣は、平安時代以降「蟻(アリ)の熊野詣」と呼ばれるほど、多くの人々が列を成して歩いたことで知られている。その歴史的な熊野詣を現代に再現し、平安時代風の衣装に身を包んで熊野本宮大社や熊野古道を歩く「熊野詣体験ウォークツアー」が、11月14日(土)に開催される。吉野熊野国立公園指定90周年を記念するイベントで、和歌山県、熊野三山観光協会が主催。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を代表する熊野古道と、熊野本宮大社周辺が舞台の特別企画。参加者全員が歴史ある参詣道を当時の雰囲気をまといながら歩くことを通して、熊野詣の文化と信仰を身体全体で感じることができる。
熊野本宮大社での正式参拝で心身を整え、およそ3キロを地元ガイドの案内でウォーキング。かつて熊野詣の様子をわかりやすく伝えるために用いられた「熊野参詣曼荼羅」を用いた絵解きも行われる。ランチの特製弁当や、熊野ならではの特産品もふるまわれる。
ツアー実施時期は、熊野本宮大社周辺の紅葉が見頃を迎えるシーズン。熊野古道の木々や大鳥居を彩る紅葉が織りなす風景も見どころのひとつ。対象は10歳以上で、募集人数は29人。参加費用は、衣装レンタルやランチ、プロカメラマンによる撮影データなど含めて6000円。申し込みは特設サイト内の申し込みフォームから受け付ける。締め切りは9月30日(水)。








