浅田真央アイスショー「BEYOND」開催発表記者会見が4日、東京都内で行われ、浅田本人がショーへの意気込みを語った。
浅田は、現役引退後の2018年から3年間にわたって行ってきた「サンクスツアー」以来となる、新しいショーの開催を発表した。
今年9月~23年3月まで、全国17都市で約70公演を開催する全国ツアーで、キャストの選出から、振り付け、楽曲制作、演出、衣装、ツアーグッズの細部に至るまで、座長の浅田がこだわり抜いてプロデュースする。
華やかなゴールドのドレス姿で登場した浅田は「『BEYOND』のカラーといえばゴールドと黒だと最初に(イメージが)湧きまして、今日は全身ゴールドで来てみました」と語り、照れ笑いを浮かべた。
「BEYOND」に向けて始動したのは21年7月。「サンクスツアー」を同年5月に終えたばかりだった。
当時の思いを聞かれた浅田は「ロケット発射をする気持ちで。エンジン全開でスタートしました。まだまだ自分は挑戦できると思ったし、挑戦したいと思ったので、もう一度、また新しいショーを作ろうと決めました。ショーを作るに当たっては、大きな覚悟を持って動き始めました」と語った。
タイトルの「BEYOND」については、「過去の自分を乗り越えて、進化していけるようにという思いを込めました」と説明。
「やるからにはそれ(サンクスツアー)以上のものを。自分のパフォーマンスを上げていきたい。これから大変なこともたくさん待っていると思いますが、そういったことも跳ねのける覚悟で、日々進化していけたらと思いました」と語った。
また、ファンに向けて、「まだまだ大変な状況ではありますが、このショーを通じて、たくさんのパワーを届けられたらと思います」とメッセージを送った。
スタートまで約2カ月。浅田は「ワクワクですね。楽しみでしかないです」と胸を踊らせ、来週以降に発表されるキャストスケーター10人についても、「とてもパワフルな方たちなので、皆さん、楽しみにしていてください」とアピールした。