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杉咲花、27年後も「この仕事を続けていられたら」 子どもの頃に夢中になったものは「ドッジボール」

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 アニメーション映画『ぼくらのよあけ』公開アフレコイベントが29日、東京都内で行われ、声優を務めた杉咲花が登場した。

 本作は、今井哲也氏のSFジュブナイル漫画を劇場アニメ化。ロボットと宇宙が大好きな少年・沢渡悠真(声・杉咲)が、宇宙から来た未知の存在に出会い、彼らを宇宙へ帰すという壮大なミッションに挑む姿を描く。

 杉咲はこの日、報道陣の前で「学校の授業風景」など、二つのシーンのアフレコを披露。「こんなに大勢の皆さんの前でやらせていただくのは、とても緊張しました。ちょっと足が震えました」と照れ笑いを浮かべた。

 すでに終えたという実際のアフレコ収録も緊張したという杉咲は「表情も動きも決まっているものに声を当てる難しさや、自分の中に感情を落とし込むことへのプレッシャーはありました」と明かした。

 劇中に登場する、人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコの声は声優の悠木碧が担当した。

 人気声優と共演したことについて杉咲は「迷わず、それぞれの個性豊かなキャラクターを鮮やかに演じられている皆さんの姿にとても圧倒されました。『悠真、こっちだよ』と導いてくださった感覚もあって、そこに着いていったら、きっと大丈夫だと思えました」と振り返った。

 物語の舞台は2049年。「今から27年後、どんな世界になっていると思う?」と尋ねられた杉咲は「緑が増えていたらいいな。自分は51とか52歳。このお仕事を続けていられたらいいなと思います」と語った。

 宇宙が大好きな悠真にちなみ、「子どもの頃夢中になったこと」を聞かれると、「ドッジボールにハマっていて、小学生のときは昼休みなど、遊べる時間は、常にドッジボールをして、鼻血を出しながら熱中していた記憶があります」とコメント。

 「うまくはなかった?」と問われると、「そのときは誤って顔面に当たり『あぁ~!』となったのですが、それでも楽しくて、ボールを投げたり、逃げたりしていた記憶があります。泥んこになって遊ぶタイプでした」と懐かしそうに語った。

 映画は10月、全国公開。