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さだまさしと吉田政美による「グレープ」が47年ぶりに新作アルバム 「精霊流し」、「無縁坂」などのセルフカバーも

グレープ宣材写真

 今や「大御所」ながらも、変わらずに親しみやすく人気のシンガー・ソングライターさだまさし。吉田政美と結成していたフォーク・デュオ「グレープ」の47年ぶりの新作『グレープセンセーション』(VICL-65764)が2月15日(水)に発売される。

 彼らの代表曲「精霊流し」、「無縁坂」、「縁切寺」のセルフカバーを含む全10曲のオリジナル・フル・アルバムとなる。価格は税込みで3850円。

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 1972年、高校生の時に知り合った、さだまさしと吉田政美の二人が、のちに長崎で再会し、「グレープ」を結成。翌1973年10月25日にメジャーデビューを果たす。「精霊流し」などのヒット曲を世に放つも、1976年秋、デュオを解散した。

 結成から満50年となる2022年11月3日には、「グレープ・ラスト・コンサート」の会場だった神田共立講堂で、「GRAPE 50年坂 一夜限りのグレープ復活コンサート」と題して、グレープ名義での単独コンサートを46年半ぶりに行った。そのステージ上で、47年ぶりとなるグレープ名義での新アルバムをリリースすることが発表されていた。

 50年前にレコードデビューをした10月25日の誕生花が「ガイラルディア」であったことから、2022年11月3日のコンサート向けに、日本では天人菊として古くから親しまれているガイラルディアをテーマに新曲「天人菊」が制作された。

 ニューアルバムのジャケットには、さだまさし直筆による、薄紫の花の絵が使われている。