菊池桃子「子どもの言葉が私の人生を変えました」 ユン・ソンモ「韓国には“婚活”という言葉自体がない」

　ドラマ「婚活食堂」オンライン記者会見が14日、東京都内で行われ、出演者の菊池桃子、元・超新星のユン・ソンモ、渡辺いっけいほかが登場した。

　本作は、おでん屋「めぐみ食堂」の女将（おかみ）・玉坂恵（菊池）が、おいしい料理と温かな助言で、常連客たちの婚活を成功に導いていくハートウォーミングな縁結びグルメドラマ。

　菊池は、撮影現場の様子について、「常にいい香りのおでんのお鍋がありまして、お鍋の周りで皆さんの笑顔が見える現場でした。主役はおでんだった気がします」と回顧。

　見どころについては、「ハートフルな人情ドラマなのですが、題材は非常に令和の今にマッチしている鋭いものだったりします。心が疲れていらっしゃる方、元気を出したい方、笑いたい方、おなかが空いた方、ぜひご来店ください」と笑顔で呼び掛けた。

　婚活中の食堂の常連客を演じたソンモは「まだ僕は婚活をしたことがなかったのですが、婚活という言葉自体が韓国にはないので、婚活という言葉を理解するまでに時間が掛かりました。恵さん（菊池）や、一緒に撮影した俳優さんたちがいろいろと教えてくれて、楽しく撮影できました」と話した。

　「人生を振り返って、自分の考え方が変わった一言は？」と聞かれた菊池は「子育てを通して学ぶことが多かったなと思います。今、子どもは２人共、成人を超えているのですが、『子どもである前に人間なんだよ』という言葉を子どもが言ったときに、親がいつも正解を教えてあげるような気持ちでいたんですけれど、いつまでもそれじゃいけないなって」とコメント。

　続けて、「年齢とか、いろんな壁を取っ払って、人間同士で付き合いたいなと思ってから、いろんな意味で垣根を超えていく自分を感じて…。そういう言葉が私の人生を変えました」と語った。

　ドラマは、15日深夜24時からBSテレ東で放送。毎週土曜、深夜24時放送。