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「いちばんすきな花」“椿”松下洸平の“美鳥”田中麗奈への優しさに涙  「『初めて帰りたいと思った家なんでしょ』のひと言が泣けた」

 多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクワトロ主演するドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)の第9話が、7日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、ドラマ「silent」(2022年10月期)を手掛けたチームが再集結したオリジナル作品。4人の男女が紡ぎ出す、新たな時代の“友情”の物語。

 春木椿(松下)の家で佐藤紅葉(神尾)は、自分が表紙のイラストを手掛けた小説を椿に渡そうと声を掛けると、椿は大きなダンボール箱を開けていた。「荷造りですか?」と紅葉が聞くと、椿はニコニコしながら箱の中を紅葉に見せてきた。

 そこには、紅葉が表紙を描いた本が大量に詰まっていて、椿は全部自腹で買ったとうれしそう。そこにやって来た潮ゆくえ(多部)と深雪夜々(今田)に、椿は本を渡そうとするが、2人共すでに買ったと、うれしそうに断るのだった。

 ゆくえ、椿、夜々は紅葉を褒めて、一緒に読もうと誘うも、紅葉は照れて2階に行ってしまった。紅葉がいなくなったことを確認した椿はゆくえに、紅葉は志木美鳥(田中麗奈)と2人で会えたのかと聞く。ゆくえは「約束はしたみたいですよ」と、2人はまだ会えていないようだと答えた。

 ある日、ゆくえは美鳥と会うことになり、ファミレスで食事をしながら、美鳥が東京に戻ることになった経緯を聞かされる。すると、美鳥は突然「こっちいるうちに、会いたい人いて」と切り出して…。

 放送終了後、SNS上には、「伏線回収がすさまじかった。美鳥ちゃんの人生がみんなとつながっているのが本当にすてき」「美鳥ちゃんの視線で4人を見せてくるなんて、生方美久さんの脚本にグサグサきた」「9話も泣けた。美鳥ちゃんに『初めて帰りたいと思った家なんでしょ』という椿のひと言は、あまりにも優しくて温かくて涙が出た」などの感想が投稿された。

 また、美鳥がゆくえに「私ね、2人って好きなんだよね。2人組、安心する。自分のためだけに相手がいるって感じが安心する」と語った場面にも反響が集まり、「私も美鳥ちゃん寄りだな。2人が好き、安心する」「2人組が嫌いだった4人と、2人組に救われてた美鳥さんの対比がうまい」「4人への共感から始まったけれど、美鳥ちゃんに共感した。私も1対1が落ち着く」といった声が寄せられた。

(C)フジテレビ