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「いちばんすきな花」“椿”松下洸平と“美鳥”田中麗奈の再会シーンに涙  「美鳥ちゃんの将来の夢に号泣」「しんどい人生を送ってきたんだね」

 多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクワトロ主演するドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)の第8話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、ドラマ「silent」(2022年10月期)を手掛けたチームが再集結したオリジナル作品。4人の男女が紡ぎ出す、新たな時代の“友情”の物語。

 潮ゆくえ(多部)や深雪夜々(今田)、佐藤紅葉(神尾)が集まる春木椿(松下)の家に以前住んでいた人の名前が“志木美鳥”(田中麗奈)だと分かった。

 おのおのが“美鳥”という知り合いがいるという話になるが、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。

 いっそのこと本人に直接確かめてみようと、唯一連絡先を知っているゆくえが連絡をしたが、美鳥は電話に出なかった。そこでゆくえは「春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉、この人たち知ってる?」とLINEでメッセージを残すことに。すると、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥から着信が…。

 一方、紅葉は高校の友人に“小花”美鳥の近況を知っているかとLINEをしてみたが、「誰だっけ?」とつれない返信が。

 夜々も実家の両親に電話で美鳥のことを聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。

 椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の “志木美鳥”には心当たりがないようで…。

 放送終了後、SNS上には、「次から次へ、それぞれの美鳥ちゃんを知ることができて面白かった。その時代、そのときの人の人生があるから、決め付けはよくないよね」「見た後に心がじわっと温かくなるドラマ。せりふの一言一言を、じっくり味わいたくなる」「涙なしには見られなかった。生方美久さんの脚本はやっぱりスゴイなと思った」などの感想が投稿された。

 また、美鳥の過去や春木との再会シーンにも、多くの反響が集まった。

 「中学生の美鳥ちゃんが言った将来の夢、家が欲しい、帰りたいと思える家…というところで号泣。美鳥ちゃんの孤独が痛いほど分かる」「美鳥ちゃんが自分から話すまで聞かない、傷をえぐりにいかない椿さんが優しかった」「美鳥ちゃん、しんどい人生を送ってきたんだね。今が幸せなことが分かって、互いに涙するシーンが切なくて温かくてウルッときた」「実際に美鳥ちゃんのような子どもが世の中にいるんだろうなと思うと、かわいそうで涙が出た。一番愛してくれるはずの親に虐待されて、邪魔扱いされるなんて悲し過ぎる」といった声が寄せられた。

(C)フジテレビ