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賃貸住宅に“本格的な茶室”出現 日々の暮らしにささやかな余白を

 東海3県に104拠点を展開する総合不動産のニッショー(名古屋市)は、愛知県豊田市の4DK物件を2LDK+茶室にリノベーションし、モデルルームとしてオンラインで公開を始めた。

現存する茶室をモデルに再現した、静謐な空間を賃貸住宅内に制作

 同社が展開する「暮らしにワクワクとドキドキを」がコンセプトのリノベーション賃貸「&room(アンドルーム)」シリーズの最新作で、「こころを整える茶室ROOM」と名付けている。

 専用サイトには、「茶道をしている人にも、そうでない人にも住んでほしい部屋」とのコンセプトを明記。にじり口をくぐると、現存する茶室をモデルに再現した4畳半ほどの静謐(せいひつ)な空間が広がる。

 現代の住宅はLDK、ワークスペース、寝室など、それぞれの役割が明確になっている一方で、何かに使うためではない“余白”のような空間は少なくなっているのではないか、と同社は問題提起する。「慌ただしい日常から少し距離を取って気持ちを整える時間を楽しんでほしい、という思いから制作した」としている。

 同社はこれまでも、一部を土間仕様に改装した「おうちでキャンプROOM」や部屋の4面をすべて本棚にした「本好きのためのマンガ喫茶ROOM」などを提案してきた。今回の「こころを整える茶室ROOM」はモデルルーム期間終了後、7月から入居者募集開始の予定。