訳あり果物をスイーツに！ 規格外を使った「いちじくガレット」

　栄養価が高いいちじくは、風雨などの衝撃に弱く、キズものとして廃棄されることが多い果物だ。中でも今年は、収穫時の台風や雨の影響で、規格外となるいちじくが増えているという。いちじくの産地、愛知県豊橋市にある和菓子屋「お亀堂」は、従来は破棄されていた“チョイ訳ありいちじく”を使用した「いちじくガレット」を発売した。東三河のお亀堂直営店各店のほか、豊橋駅のキヨスクや道の駅とよはし、オンラインショップなどで購入できる。

　いちじくガレットは、地域全体で食品ロスに取り組みたいと同社が開発した商品。収穫翌日にペースト状にしたいちじくでジャムを作り、ガレットの生地で包んで焼き上げている。今後は季節に合わせて、かき氷や大福などの商品化も検討している。

　オンラインショップでは、5個入りが税込み1,180円。10個入り（同2,440円）と15個入り（同3,520円）もある。