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「米粉スイーツレシピコンテスト」最優秀賞決定 みのりカフェ銀座三越のメニューに期間限定で登場

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 日本米粉協会(東京)による「米粉スイーツレシピコンテスト」(2022年10月開催)の入賞作品が、このほど決定した。最優秀賞に輝いたのは、「畑の恵み!蓮根(れんこん)入り米粉のキャロットケーキ」。JA全農が運営する「みのりカフェ銀座三越」(銀座三越9階・銀座テラス)のスイーツメニューとして、2月1日~14日の期間限定で登場する。

同協会は、輸入に依存している小麦から国産米粉への原材料切り替えを促進するため、国産米粉を活用したスイーツのレシピの募集などをし、消費者や米粉事業者に広く伝えることで、新たな米粉加工品の普及・需要拡大に取り組んでいる。この取り組みの一環として「米粉スイーツレシピコンテスト」を実施した。審査委員長は、同協会会長・服部幸應氏(服部学園理事長)。市販されている国産米粉を使用した和菓子以外のスイーツ、短時間で作れる極力簡単レシピであることを条件に、プロ・アマを問わず米粉事業者・一般消費者から募集。募集期間1カ月で166点の応募があった。

最優秀賞を受賞した「畑の恵み!蓮根入り米粉のキャロットケーキ」(金川恵理さん)は、米粉を生かしたモチモチ感とレンコンのシャキシャキ感が合わさり、自然で程よい甘さが特徴、おいしさ・外観・独創性の観点からも完成度が高いと評価された。

みのりカフェ銀座三越
みのりカフェ銀座三越

優秀賞2点は、「米粉のビスコッティ アフォガードを添えて」(岸本龍介さん)と、「米粉のパンビー」(小川典子さん)。「米粉のビスコッティ アフォガードを添えて」は、固い食感が特徴のイタリア菓子ビスコッティを、米粉を使ってカリカリに仕上げ、アイスクリームとの相性・おいしさ・独創性などが高く評価された。「米粉のパンビー」は、フランス伝統菓子であるパンビーのサクッ、フワッとした食感が、米粉を使うことでより強く感じられ、優秀作品の中でも米粉使用割合が最も高いことも高評価を得た。そのほか、特別賞として7点が選出された。