作りやすくて食べ飽きない “地味で滋味な”パスタのレシピ

　正直パスタは便利だ。一品で満足できるし、パスタの種類や具材を変えるとマンネリも防げる。でもテレワークのおうちランチ、いい加減バリエーションが不足してきた。そこで、パスタだけでできたレシピ本、『しみじみパスタ帖』（萬田康文著、誠文堂新光社）。9月12日に発売される。

　料理家ではなく主夫として日々作り続けてきた、手軽かつ味わい深い“地味で滋味な”パスタのレシピ57種が、季節ごとに紹介されている。例えば春はキャベツやアンチョビ、アサリやタイのパスタ、夏はズッキーニやシラス、そら豆やラタトゥイユのパスタ。これからの季節はゴルゴンゾーラの焼き芋ニョッキやサンマのパスタ、ユズごしょうを使ったものもある。

　「麺と塩はきちんと計る」「キャベツはパスタと同じ鍋でゆでて」「アンチョビは1人分＝1フィレ目安に」など、おいしく作るためのヒントも散りばめられている。税込み1,870円。