アートを「住まい」に取り入れると、心身にどのような効果が期待できるのだろうか? 実証実験イベント「アートが心身にもたらす効果」が、高島屋大阪店7階の催事場「ツナグマーケット」で10月11日(金)・12日(土)・13日(日)に開催される。
“アートと暮らす豊かな時間”をテーマに、積水ハウスと、アート研究の先駆者である慶応義塾大学文学部の川畑秀明教授が共同でスタートする研究の一環。商業施設や病院にアートを取り入れる心身への効果に関する知見は存在するが、住まいでのアート鑑賞についての知見は、まだ十分に確立されていない。先駆けて推進することで、アートを自宅に飾る文化を醸成していくことを目指す。そして、アートの効用に関するエビデンスを包括的に構築し、アート提案の手法を確立させ、“幸せ住まい”を追求していく。
実証実験イベントでは、参加者に、ウェアラブル端末を装着してもらい、鑑賞前後の生体データや、鑑賞記録シートによる申告、アンケートをもとに分析する。3日間のいずれか1日の参加で、所要時間は1時間程度。定員100人(募集人数を超えた場合は抽選)。謝礼として全国百貨店共通商品券2000円分が渡される。