就活戦線は、早くも2026年卒業予定の全国の大学生、大学院生の動きが活発化しているが、マイナビ(東京)では、2026年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生1043人(文系男子156人、文系女子455人、理系男子216人、理系女子216人)を対象に実施した「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」の結果を発表した。調査期間は10月5日~14日。
それによると、26年卒のインターンシップ・仕事体験の参加率は85.6%となり、前年の89.5%より減少した。ただ、依然として高い参加率となっており、インターンシップ・仕事体験への参加意欲は高いようだ。また、インターンシップ・仕事体験の選考経験の有無を聞くと66.1%が「受けたことがある」と回答。「1回以上落ちたことがある」割合は56.1%となり、半数以上の学生が希望するインターンシップに参加できなかった様子がうかがえる。
一方、これまでに参加したインターンシップ・仕事体験の開催形式を聞くと、39.1%が対面中心で(「対面のみ(21.0%)」+「どちらかというと対面が多かった(18.1%)」)参加しており、前年の28.8%と比べて10ポイント強増加。企業もコロナ禍以降対面中心のプログラムが増える中、学生も対面中心のプログラムへの参加が増加しているようだ。
低学年(大学1・2年生)の時にキャリア形成活動に参加したことがある割合は35.8%(25年卒32.9%)だった。