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地域とサポーターで育む40万本のひまわり畑 山梨県・北杜市明野サンフェスでサポーターを募集

 日本有数の日照時間を誇る山梨県北杜市明野町で7月19日(土)~8月17日(日)の期間、約40万本のひまわりが咲き誇る首都圏最大級のひまわりイベント「北杜市明野サンフラワーフェス2025」(同フェス実行委員会・北杜市役所観光課内)が開催される。

 これまでは、地元住民らでつくる実行委員会が中心となって畑を管理していたが、近年、メンバーの高齢化に伴う人手不足が課題に。そこで今回、北杜市内外から広く参加を呼びかける「サンフェスサポーター」制度を新しく導入した。5月下旬には、約20人のサポーターを含む総勢70人が、広大な畑に4000本のひまわりの苗を定植した。

 参加したサポーターからは、「子どもと一緒に体験したく参加。初めての作業でとても楽しかった」(甲府市在住・40代親子連れ)、「花や家庭菜園が好きで参加。今後、花が咲いた頃の活動も楽しみ。」(南アルプス市在住・50代夫婦)、「いろいろな人と関われて楽しかった。思った以上に楽しく、気楽にできる作業だった」(韮崎市在住・20代女性)などの声が寄せられたという。

 「サンフェスサポーター」は、ひまわりの定植作業だけでなく、除草や花がら摘みなどの圃場管理を通じて、イベントの維持・発展に貢献する。今後、6月21日(土)にひまわりの良好な生育に欠かせない除草作業を行うなど、フェス期間中に複数回の活動を予定しており、サポーターを随時募集している。サポーター制度を通じて、地域とサポーターが一体となった持続可能なイベント運営、発展を目指していく。

 「北杜市明野サンフラワーフェス2025」は、メイン会場(山梨県北杜市明野町浅尾5664)と農村公園会場(山梨県北杜市明野町上手13811)で、期間中の8時~17時に開催。

 サポーターの条件は、居住地・年齢制限なし、前向きにイベントへ参加できる人。募集人数の上限はない。申し込みは専用フォームから。問い合わせ先は、北杜市明野サンフラワーフェス実行委員会事務局(北杜市役所観光課内)、電話:0551-42-1351、FAX:0551-42-5216、メール:kankou@city.hokuto.yamanashi.jp