残暑が長く続き、今年の紅葉にも影響が出そうだ。リクルート(東京)が運営する旅行情報サイト「じゃらんニュース」では、「紅葉スポット」に関するアンケート調査「じゃらん レトロ紅葉スポットランキング」を8月8日~8月13日の期間、全国の20歳台~50歳台の男女1050人を対象に実施した。
今回のアンケート調査のテーマは‟没入感”。その世界観に包み込まれるような没入感たっぷりのレトロ紅葉スポットをランク付けした。 その結果、第1位となったのは、山形県の「銀山温泉」だった。レトロな街並みと紅葉のコントラストが美しい人気の温泉街。歴史ある木造旅館と色づく山々が織りなす風景は、まさに秋の絶景と言える。第2位にランクインしたのは京都府の「嵯峨野トロッコ列車」。保津川渓谷を走る列車の車窓から、絵巻物のような渓谷美を堪能できる全国的にも有名な紅葉の名所だ。第3位となったのは東京都の「旧岩崎邸庭園」で、黄金色に染まる大イチョウとクラシカルな洋館が調和し、異国情緒漂う絵画のような風景が広がる。
そのほかTOP10には、駅舎や温泉街など懐かしさを感じるレトロスポットに紅葉が彩りを添え、ロマンティックな景色が楽しめる場所が多数ランクイン。4位となった北海道の「小樽運河周辺」、5位の岡山県の美作滝尾駅など、歴史的な建造物に紅葉がマッチする光景が人気だった。