過酷なトレイルランレースに挑戦したい人へ 109kmの登山道を走る「広島湾岸TRAILRUN 2024」

　

　自然を堪能できるけれど、過酷だ。距離109km、累積標高約6900mという世界でもトップクラスのハードなコースを走る「広島湾岸TRAILRUN 2024」（広島湾岸TRAILRUN実行委員会・広島市）が、2024年3月23～24日に開催される。

　トレイルは「未舗装路」のこと。林道、砂利道、登山道などを走るのがトレイルランだ。大会の舞台は世界的にも珍しい都市に隣接する周回型の登山道。選手は昼夜問わず走り、制限時間34時間以内のゴールを目指す。会場は旧広島市民球場跡地に完成した「ひろしまゲートパーク」で、120万都市のど真ん中、原爆ドームをのぞむ会場からスタート・フィニッシュする。

　コース途中に設けた10カ所のエイドステーション(給水所)では、もみじまんじゅうや広島菜むすび、もぶりずしなど、地域の特産品が提供される。

　また、大会中には、平和を祈るピースセレモニーも予定されている。