最近は電子書籍、という人にもちょっと貴重なブックフェアが東京の紀伊國屋書店新宿本店3Fアカデミック・ラウンジで開かれている。「関東大震災100年ブックフェア」。みどりの図書館東京グリーンアーカイブス(東京都公園協会)や市政専門図書館、防災専門図書館の3図書館合同での開催だ。
1923年9月1日に発生した関東大震災から今年で100年。神奈川、東京、埼玉、千葉、山梨で震度6を観測。死者・行方不明者は推定10万5千人あまりと言われている。ブックフェアでは、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震なども含め、過去の地震で何が起こったのか、そこからどのように復興し、現在の私たちにつながっているのかを考えられる書籍を、3つの専門図書館がそれぞれの専門領域の視点から紹介している。開催期間は9月5日まで、最終日は15時ごろ終了予定。