年末で何かと慌ただしい時期。ゆっくり本を読む時間を取るのは大変かもしれない。そんな時に便利なのが音声コンテンツ。村上春樹さんの著書『走ることについて語るときに僕の語ること』を大沢たかおさんが朗読、12月22日からAmazonオーディブル(米 Audible, Inc.)で配信予定だ。
2007年の作品。著者が走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワールだ。朗読した大沢さんは、「村上春樹さんは雲の上の人だと思っていましたが、この作品を読んで、村上春樹さんのようなすごい人でもささいなことで悩むことがあるということに気づき、励まされたと同時に優しい気持ちになれました」とし、音声コンテンツは耳で聴くことで脳の奥深くに響く感覚があるとすすめている。