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「楽しむことが大事!」 現役のプロ野球選手が全国で野球体験会を実施

子どもたちとベースランニングをする森選手(広島)と大下選手(ロッテ)
子どもたちとベースランニングをする森選手(広島)と大下選手(ロッテ)

 

 日本プロ野球選手会(丸佳浩理事長=巨人)は、学童に野球やソフトボールを指導する「マクドナルド 野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」を、12月2日から12月10日まで、全国の14チームを対象に行った。このプロジェクトは2020年から野球振興事業としてスタートしたもので、現役プロ野球選手が野球・ソフトボールチームが開催する体験会に参加し、運営をサポートした。

 最終日の10日は、鳥取県境港市の会場で午前・午後の2回実施。午前の部では鳥取県出身の森翔平投手(広島)と大下誠一郎内野手(ロッテ)が指導した。2人はチームのメンバーと参加者18人の子どもたちと一緒に鬼ごっこをしたり、キャッチボールやバッティングの基本を指導したりした。キャッチボールでは、森選手が「足を上げてしっかり踏み込み、思い切り投げることが大事」とアドバイス。バッティングでは、大下選手がティーバッティングに挑戦すると、「すご―い」と歓声が上がった。

森選手(広島)
森選手(広島)
大下選手(ロッテ)
大下選手(ロッテ)

 

 午後の部では、久保修外野手(広島)と松川虎生捕手 (ロッテ)が指導。午前と同様のプログラムを行った。2人がキャッチボールを行うと、子どもたちから「もっと早く投げて!」というオーダーが。球速を上げると会場は大いに盛り上がった。久保選手は「まずは楽しむことが大事。野球を楽しんでください」と子どもたちに伝えた。松川選手が「野球を好きになった人?」と聞くと、多くの子どもたちが手を挙げ「少しでも(野球)を見てくれるとうれしい。また会える日を楽しみにしています」と笑顔で話した。

松川選手(ロッテ)が「野球を好きになった人?」と聞くと、多くの子どもたちが手を挙げた
松川選手(ロッテ)が「野球を好きになった人?」と聞くと、多くの子どもたちが手を挙げた

 

 最後にこのプロジェクトに協賛している日本マクドナルドから子どもたちへオリジナルのミニタオルが配布された。