JA三井リース(東京都中央区)はこのほど、神奈川県大磯町、農林中央金庫(東京都千代田区)とともに大磯二宮漁業協同組合(大磯町)が新たに始める定置網漁業を支援した、と発表した。
JA三井リースは、同漁協に対する定置網・運搬車両のファイナンスリースを実施。大磯町はこの定置網のリース事業費を1183万3000円補助した。農林中金は大磯町、JA三井リースと連携して同漁協の定置網漁業事業計画策定を援助した。
同漁協らは、定置網漁業で大磯産水産物の漁獲量を増やし、地元大磯港に2021年オープンした「大磯賑(にぎ)わい交流施設オオイソコネクト」での直売の充実など大磯港一帯のにぎわい創出を見込んでいる。
このほか、同漁協は仮設の加工場を設置して定置網漁業で取れた魚を学校給食に供給することも検討。また漁業体験イベントなども検討しているという。