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長崎・グラバー園開園50周年記念プレイベント 6月30日まで「春フェス」、夜間開園なども

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 長崎県を代表する観光施設「グラバー園」(長崎市)が、2024年9月4日に開園50周年を迎える。6月30日までは開園50周年プレイベント「春フェス」を開催中だ。その一環で、4月27日(土)から5月5日(日・祝)までの期間、通常18時まで開園時間を20時30分まで延長(最終入園は20時10分)。夜のグラバー園散策を楽しめ、ライトアップされた洋館や長崎の夜景を一望できる。また、庭園内にRGBパーライトやLEDライトボールを用いた幻想的な空間演出も行う。

 5月3日(金・祝)13時30分からと14時30分からは、「グラバーバグパイプバンド」による演奏がある。トーマス・グラバーの故郷、スコットランドの伝統楽器「バグパイプ演奏」を、三浦環像前広場(雨天時は長崎伝統芸能館)で楽しめる。

 5月4日(土・祝)13時30分からと14時30分からは、中国・四川省の伝統芸能「川劇」に属し、お面が瞬時に十数枚変わる「変面」ショーが開催される。場所は、三浦環像前広場(雨天時は長崎伝統芸能館)。

 同園は、1974年(昭和49年)9月4日に、旧グラバー住宅を含む国指定重要文化財3棟に加えて6棟の洋館の移築整備を終え、「グラバー園」としてスタート。スコットランドの貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーの邸宅をはじめ、幕末の外国居留地時代から残る住宅と長崎市内に点在していた洋館が集まり、幕末から明治時代の長崎の歴史を感じることができる。

 入園料金は、一般620円、高校生310円、小・中学生180円。15人以上の団体は、一般520円、高校生250円、小・中学生140円。