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本のフェス「前橋BOOK FES 2024」開催に向けクラファンで支援募集 同時開催の「前橋まちのなかキャンプ」参加者募集

 群馬県の前橋市まちなかエリアの商店街で10月19日(土)~20日(日)に開催される「前橋BOOK FES 2024」に向け、前橋ブックフェス実行委員会がクラウドファンディングでの支援者募集をスタートした。また、前橋BOOK FESで出会った本を手にまちの中心で夜を過ごす、本好きの人が集まるユニークなキャンプ「前橋まちのなかキャンプ」の参加者を募集している。

 「前橋BOOK FES」は、古本市とは異なる「本のやりとり」を主軸とし、「もう読まないけれど、処分するにはもったいない」「読みたがっている他の誰かに渡したい」など思いの詰まった1冊を、新たな持ち主となる人へ、対話を楽しみながらつなげるフェスティバル。初開催の「前橋BOOK FES 2022」では、2万6737冊(当日の寄贈分含む)が集まり、2日間で約4万8000人が来場、2万537冊が新しい読み手に渡るなど、活況を得た。

 トークショー、朗読、子どもも楽しめるワークショップなどの「本のイベント」、まちなかエリアとその周辺の各所で同日に行われるマルシェや音楽ライブなどの同時開催イベント等のさまざまなプログラムにより、本との出会い、人との出会い、そして街との出合いを生み出していく。

 クラウドファンディングの目標金額は500万円で、前橋BOOK FESの運営費用やその他諸経費に充てる。All-in形式での挑戦となるため、万が一目標金額に到達しなかった場合でも、自己資金等で補填するなどして必ず実行する。

 コースは、応援の気持ちのみの「お気持ちコース」(3000円・1万円・3万円・10万円)から用意。そのほか、「前橋BOOK FES 2024トートバッグコース」(7000円)、「『本との出逢いをお届け』コース」(5000円)、「『糸井さんの蔵書本』コース」(2万円)、「糸井さんによる勉強会?コース」(3万円)、「あだち充先生と糸井重里さんトークショー指定席コース」(1万円)、「太陽の鐘を撞こうコース」(5000円)など、多様なコースを用意している。

 「前橋まちのなかキャンプ」は、BOOK FESで出会った本を手に、まちの中心で星空を眺めながら過ごす企画。「県庁前エリア」(前橋市大手町1-1-1)・「広瀬川エリア」(前橋市城東町3−3 展望橋周辺)の2つのエリアで、非日常的なテント泊体験を楽しめる。10月19日(土)14時設営開始、20日(日)16時撤収完了。料金は、テント1張り3000円。募集期間は10月7日(月)まで。参加チケットは、Peatixから購入する。ほぼ日(東京)のキャンプブランドyozoraのテントを貸し出しする(有料)。

リターンには「糸井重里さんによる勉強会?」コースなどを用意