漢検が｢今、あなたに贈りたい漢字コンテスト｣作品募集　日ごろは言えない想いを手書きの一字に託す

　日本漢字能力検定協会（漢検、京都市）は､想（おも）いを託した漢字一字を贈る、第12回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」の作品を2024年9月20日まで募集している。

　小学生、中学生、高校生、大学生・一般の4部門あり、｢日頃は言えない素直な気持ちを漢字一字に託して贈る｣をテーマに、漢字とメッセージ（120字以内）を添えて応募する。これまで、家族や友人のほか､ペットや愛用品へ贈ったユニークな作品も寄せられたという。

　個人でも団体（学校や塾など）でも応募できるが、今回からテキスト入力は不可とし、書き手の想いがより伝わりやすい手書き作品の応募のみに変更した。

　審査員は、橋本五郎（読売新聞特別編集委員＝審査員長）、華雪（書家）、栗山英樹（2023WBC日本代表監督）、ゴルゴ松本（お笑い芸人）、やすみりえ（川柳作家）、山崎信夫（漢検代表理事）の各氏。

　文部科学大臣賞(各部門1点)に賞状・副賞（5万円相当）、日本漢字能力検定協会賞（各部門1点）に賞状・副賞（3万円相当）などを表彰する。