カルチャー

「ダークパターン対策協会」発足誠実なWebサイトを消費者が判断できる制度発表

 Webの同意を考えようプロジェクト(主幹:株式会社インターネットイニシアティブ)は10月2日、都内で「ダークパターン被害軽減に向けた、一般社団法人ダークパターン対策協会の設立と新たな制度の発表会」を開催した。
 Webの同意を考えようプロジェクト は、本人の意図しないネットによる購入・契約などを誘発する「ダークパターン」の国内での被害額は推定1兆円超と推定しており、「同意の悪用などに伴うダークパターン被害の撲滅」に向けた活動を行ってきた。
 このプロジェクトを発展的に解消し、「⾮ダ―クパターンWebサイト」を認定する新制度を運⽤する中⽴な第三者組織として、⼀般社団法⼈ダークパターン対策協会が発⾜した。同協会は、消費者が簡単に判断できるよう、信⽤できる誠実なWebサイトを認定し改ざん不可能なロゴを掲示するなどの新制度を来年7月から実施する。
 また発表会では、アテネ・北京五輪金メダリストの北島康介さんを交えたトークセッションが行われ、ダークパターンの事例や見分けるコツなどが紹介された。