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梅雨明け後の攻撃的なハチに警戒を! ハチ駆除業者マッチングサービス「ハチ110番」で「ハチ発生指数」を公開

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 梅雨明け後は攻撃的なハチに警戒が必要。家屋の近くに巣を作るスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの主な活動期間は4月~11月で、梅雨明け後から徐々に活動が活発になり、夏にピークを迎える。夏に向けて特に気を付けたいのが、不用意に巣に近づきハチを刺激してしまうこと。この時期は働きバチの個体数が増えている上に性格も攻撃的になっているため、巣や仲間を守るための一斉攻撃に襲われる可能性もあるという。

 そんな季節に向けて、ハチ駆除業者マッチングサービス「ハチ110番」(シェアリングテクノロジー・名古屋市)では、「ハチ発生指数」の公開を始めた。国内最大規模のハチ被害のデータを保有するシェアリングテクノロジーが、同社に寄せられた全国のハチ被害に関する約2万5000件のデータを基に、各都道府県別の昨日のハチ発生状況を0~100の数値に直し、ハチの活動が活発になる6月~10月は常に最新情報に更新して提供する(6月27日~10月31日の期間、毎週月~金曜日11時更新)。

 同社が今年5月末~6月頭にかけて行ったインターネット調査では、「ハチがいることに気づかずに窓サッシの掃除をしていたところ、ふと気づくとブンブンと私の周りをハチが飛んでいた」といった声も寄せられたという。気付かぬうちに攻撃的なハチと接近して刺激してしまい被害を受けないよう、注意が必要だ。

 ハチ発生指数については、「紫・かなり出ている」「赤・出ている」「黄・少し出ている」「緑・異常なし」4段階に分類し、色とイラストで昨日の発生レベルがひと目で分かる。周辺地域の指数が「出ている」「かなり出ている」になったら、天井裏や軒下・ベランダ・壁の隙間・物置やガレージ・室外機・床下・地面の中・庭木など、自宅の周りの巣が作られやすい場所の見回りを。「ハチ110番」のホームページでは「自力で駆除できる蜂の巣の条件」「蜂の巣の駆除に必要な道具」「蜂に襲われる危険を避けるための4つのコツ」「蜂の巣駆除の手順」なども公開しているが、巣を見つけたら、刺激せずに自治体やプロ業者に相談するのも身を守る策。巣が大きくなると駆除費用も高くなる傾向にあるため、同社は、早期発見とプロ業者への相談を呼び掛けている。