JR九州の豪華列車「100年の時を超え甦る 或る列車展」 職人が技術の粋を凝らした内装や秘蔵品を公開

　原鉄道模型博物館 (横浜市)で10月21日(土)から2024年1月29日(月)まで、特別企画展「100年の時を超え甦(よみがえ)る 或(あ)る列車展」が開催される。明治時代に九州で製作された幻の豪華列車「九州鉄道ブリル客車」・通称「或る列車」が現代によみがえるまでの物語や、そのきっかけとなった鉄道模型について、歴史的資料や関係者の証言をもとに紹介していく。また「或る列車」に施された贅（ぜい）を尽くした内装や調度品についても実際の品々を一部移設して展示する。九州旅客鉄道株式会社、九州鉄道記念館の特別協力。

　歴史をひもとく解説パネルとその時々の秘蔵品、装飾品を展示車両一覧とデザイン図面などを展示。同博物館の初代館長である原信太郎氏が制作した鉄道模型「或る列車」を世界でも規模の大きなジオラマ「いちばんテツモパーク」で走行させる。

　開館時間は10時～17時(最終入館16時30分)。入館料は、平日は大人1200円、中学・高校生900円、小人(4歳以上)600円、土日祝は大人1300円、中学・高校生1000円、小人(4歳以上)700円。毎週火・水曜日休館(祝日は通常営業し翌日が振替休館)。