SDGs

#0円服の交換会 「SDGs YOUth Action EXPO」で

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 インフレでいろいろなものの価格が上がっていて、今年は新しい服にもなかなか手が出ない。そうはいってもサイズが合わなくなっていたり、デザインに飽きてしまったりして着なくなった服はある。企業や行政が行っているSDGsの取り組みを紹介するイベント「SDGs YOUth Action EXPO」に10月22日、「服の交換会」(ワンピース・兵庫県加古川市)が出展される。楽しみながらペットボトル35万本分のCO₂を削減できる取り組みだ。

 国連の報告(2019年)によれば、繊維アパレル業界は石油に次ぐ世界2位の環境汚染産業だといわれている。服を手放す際、68%の人が廃棄を選択しているのだそうだ。年間48万トンがリユース、リサイクルに出されることなく焼却・埋め立て処分されている計算だ。

 服の交換会では、1回あたり約650点の服の交換を目標にしている。650点の洋服を廃棄や焼却しないことで、500mlのペットボトル約35.1万本分のCO₂削減を目指している。これは、樹齢11~20年の杉の木が1日で吸収できるCO₂で換算すると、5525本分になるという。ちなみに人間が1日で吐き出すCO₂の量は、杉の木 約17本分。せめて服の行く末くらいは考えても罰は当たらない。開催場所はカンテレ扇町スクエア(〒530-0025 大阪府大阪市北区扇町2丁目1−7)。

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