塩やポン酢も高知県産のものを厳選して使っているとのことで、それも味わいをより高めているのだろう。
また、歯ごたえがいい「ウツボの唐揚げ」をつまみながらいただいた「自家製ガリサワー」もおいしかった。刈谷農園のショウガのフレッシュな味わいがグイグイ飲ませる。
18時を過ぎるとお勤め帰りのお客さんで店内がにわかににぎわい始める。会社の多い中津エリアゆえ、週末よりも平日の夜の方がかえって活況なのだとか。店主の出身地である和歌山の梅干しをつまみつつ、もう一杯だけ飲んでいくことにした。
「わら焼き熊鰹 大阪中津店」(Instagram)
住所:大阪府大阪市北区中津1-17-12 メロディーハイム中津5番館109
営業時間:17時〜23時
休業日:Instagramの営業カレンダー投稿をご確認ください
※本記事は、ことさら出版との連携企画です。
スズキナオ(X/tumblr)
1979年生まれ水瓶座・A型。酒と徘徊が趣味の東京生まれ大阪在住のフリーライター。WEBサイト「デイリーポータルZ」「集英社新書プラス」「メシ通」などで執筆中。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーで、ことさら出版からはbutajiとのユニット「遠い街」のCDをリリース。大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』『家から5分の旅館に泊まる』(スタンド・ブックス)、『「それから」の大阪』(集英社)、『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)、『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』(新潮社)、『大阪環状線 降りて歩いて飲んでみる』(インセクツ)。パリッコとの共著に『酒の穴』『酒の穴エクストラプレーン』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)、『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』(スタンド・ブックス)。