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今田美桜「弱いところを見せ合いながら、共に成長していく仲間たちの話です」 映画『バズ・ライトイヤー』【インタビュー】

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-この映画は、バズだけ時間の進むスピードが違う様子が描かれていますが、どう感じましたか。

 バズだけ時間軸が違って、親子孫の3代分の時を超えて、バズはその時間を失くしていたのだと思うと、すごいことだなと。3代目のイジーとたまたま出会うというのも運命だと思いますが、時間ってとても貴重なものだなと改めて感じました。アリーシャだけが年を取っていくところが切ないのですが、バズは違う時を過ごしているので、それもまた切ないなと。大事な人に伝えたいことがあるけれど、ちょっとタイミングがずれただけで言えなくなってしまう…。改めて時間の大切さということを考えさせられました。

-鈴木さんは猫型友だちロボットのソックスがお気に入りのキャラだと言っていましたが、今田さんはいかがですか。

 私もソックスは好きですが、(ジュニア・パトロール仲間の)モーとダービーの、仲がいいのか悪いのか分からないような掛け合い、あの2人のキャラクターがすごく好きです。声を入れながら、あのポンコツ感がかわいいなと思いました。

-最後に、映画の見どころと、観客に向けて一言お願いします。

 「トイ・ストーリー」シリーズは、仲間というのが大きなテーマの一つだと思いますが、この映画も、仲間と一緒に支え合ってミッションをクリアしていく話です。いつもカッコいいバズが弱い部分も見せながら、人に頼ることの大切さに気付くし、イジーたちも弱いところを見せ合いながら、共に成長していくところがいいと思いました。あとは、宇宙の広さと壮大なアクションが圧巻で、本当にアトラクションに乗っているような気分になれます。そこはぜひ映画館で楽しんでいただきたいと思います。

(取材・文・写真/田中雄二)

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