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「相撲もあり、青春もあり、映画を見ていた人も楽しめる」葉山奨之、伊原六花、竹中直人、清水美砂 『シコふんじゃった!』【インタビュー】

「相撲もあり、青春もあり、映画を見ていた人も楽しめる」葉山奨之、伊原六花、竹中直人、清水美砂 『シコふんじゃった!』【インタビュー】 画像1

-今回、主演の2人を見てどう思いましたか。

竹中 もう美しいです! とにかくピュア! この作品に向かっている姿が見ているだけで美しいという感じでした。 撮影現場の2人は本当にキラキラしていました。

清水 本当にキャラクターと、演じている皆さんの性格が、ほとんど一緒なのではないかと(笑)。もちろん脚本で、当て書きで書かれているところもあると思いますが、六花ちゃんは、もう完璧に穂香に成り切っていました。役を離れると、もちろん六花ちゃんが出てきますけど、現場にいるときは結構…。

竹中 もうすごかったよね。

清水 奨之くんは奨之くんで、これは役になっているのか、それとも地なのかが、ちょっと分からないときがあって、面白いなあと思って見ていました。でも、体つきもそうでしたけど、こうやって若い人たちが数カ月で成長するところを見ていると、うらやましくもあったし、何か素晴らしいものを見た気がしました。特に奨之くんは目つきが変わりました。本木くんもそうでしたけど、こうやって男の人が成長するのは、何てカッコいいんだろうと思いました。六花ちゃんは最初から恰好よかったです。

-最後にドラマの見どころや、アピールポイントをお願いします。

清水 平成の私たちのグループと令和の若者のグループとの化学反応が、とても面白く出ていて、1話から10話まで、すごく見応えのある作品になっていると思いますので、性別も年齢も関係なく、楽しんでいただけると思います。

伊原 穂香が亮太に教えるという意味で、相撲の細かい所作から、名称や動きまでを説明している描写もあるので、それを通して、相撲の深いところまで興味を持っていただけると思います。相撲もあり、青春もあり、映画を見ていた方にとっては「OBの方が出ている」など、いろいろな楽しみ方があるので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思います。

葉山 今回は、ディズニープラスでやることにも意味があると思います。誰も死なないし、血も出ないし、子どもも安心して見られますし、30年前に映画を見た人たちも楽しめる作品になっているので、本当に世代を問わず、楽しめると思います。また、キャラクターが個性豊かなので、新しいアベンジャーズ的なものとして、このドラマを楽しんでいただけたらと思います。僕たちは続きがあると思いながら撮っていました。

竹中 僕は『アベンジャーズ』の声優は演らせていただいていますが、とにかく奨之くんと六花ちゃんの魅力がさく裂しているので、世界的なアイドルになっちゃったら困っちゃうな(笑)。最終的に、まわしを締めた新しいタイプのヒーローとして『アベンジャーズ』に出ちゃうとか!

葉山 『シコふんじゃった! 和製アベンジャーズ』とか(笑)。

(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2022 Disney

 ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『シコふんじゃった!』10月26日(水)からディズニープラスで独占配信。