-パペットになったすみっコたちの印象は?
新津 かわいかったよね。
川島 それぞれのパペットが、すごくこだわって作られていて驚いたね。“ねこ”はもふもふしているかと思えば、“とんかつ”は衣っぽい感じになっていたり、“ざっそう”はサラサラしていたり…。
新津 本物がいる感じがして、気分があがりました! 衣裳を着替えたすみっコたちもかわいくて。
川島 まだ全部の衣裳は見てないので、どんな衣裳で出てくるのか、楽しみ。
-『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を原作にしたパペットミュージカルですが、お二人はどのように取り組もうとお考えですか。
川島 歌が加わる分、最初は原作映画から多少はアレンジされているのかと思っていたんです。でも、台本を読んでみたら、原作を尊重した内容になっていて。
新津 その中で、私たちの役割は、歌や語りですみっコたちの気持ちを皆さんに伝えることなんです。
川島 客席に行ってみなさんと触れ合う場面もあるので、ファンの方々が期待する映画の世界観を守りながら、さらに魅力を引き出していきたいです。
新津 舞台ならではの演出が加わることで、新たな魅力が引き出されると思うので、それを最大限、皆さんに伝えられるように頑張りたいです。
-見どころになる歌の印象はいかがですか。
川島 全部で10曲あるんですけど、盛り上がる曲もあれば、寂しい歌もあって。ただ楽しいだけでなく、ちゃんと起伏のある本格的なミュージカルになっていて、感激しました。
新津 映画の中に流れている感情が、歌でわかりやすく表現されていてすてきでした。これをきちんと皆さんに届けられたら、物語の魅力がすごく伝わるだろうなと思いました。