カルチャー

「ハイブリッドワーク」の新しい形を考える 視聴無料、「“仲間”と高め合うオフィスづくり」プラスのウェブセミナー

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 オフィスとリモートワークを併用する場所を問わない働き方、「ハイブリッドワーク」。業務内容での大きな差はあれ、かなり一般化してきただろう。一方で、リモートワークについては、チーム活動における心理的距離などの課題もよく挙げられる。

 リモートワークだけではなく、出社も必要・出社したいと考える人の理由はさまざま。「チームメンバーにすぐに相談や確認ができる」「チームメンバーと顔を合わせると一体感が高まる」「会って話すとヒントを得られたり前向きになれる」「聴こえる会話などから周囲の仕事や進捗(しんちょく)を知ることができる」――。オフィス用品などを展開するプラス(東京)が昨年6月に、全国のハイブリッドワークを行う会社員500人に行ったアンケートでは、以上の回答を挙げた人が約3割~4割いた。これらは、目的の近しいピア(仲間)が、同じ環境に集まって刺激を与え合い、個々・集団がレベルアップする相乗作用だという。

 そこで同社が提案するのが、オフィスに従業員の固定席を作らず、各自の目的別にゾーンを分ける「ピアレンス」という新しい形。チームメンバーと集う「TEAM」ゾーン、いつもと異なるメンバーとの交流など活動的に過ごす「ACTIVE」ゾーン、静かに集中して作業する「CALM」ゾーンの3つにオフィスを分け、同じ目的を持った者たちが自然と集い、相乗効果で高め合うオフィス作りを目指す考え方だ。

 同社は、「TEAM」「ACTIVE」「CALM」それぞれの専門家とハイブリッドワークの働き方を考える無料のウェブセミナーを予定。テーマと講師は、TEAM「強固なチームをつくる」(サイボウズチームワーク総研シニアコンサルタント・なかむらアサミ氏)、ACTIVE「心理効果で仲間と成長する」(労働経済学、行動経済学を専門とする大阪大学特任教授・大竹文雄氏)、CALM「集中を極限まで引き出す」(“集中力”の専門家・森健次朗氏)で、各テーマ10分程度。視聴可能期間は、5月16日(月)9時から5月31日(火)18時。申し込みは同社サイトの事前登録フォームから。