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沖縄のサンゴに降る雪をイメージした食器 本土復帰50年記念でオキナワロイヤ ルクラフトが販売

沖縄のサンゴに降る雪をイメージ 本土復帰50年記念の食器販売、オキナワロイヤルクラフト 画像1
オキナワロイヤルクラフト 「沖縄の海に雪が降るプレート 瑠璃紺×純白 」

 

 有限会社オキナワロイヤルクラフト(沖縄県読谷村)はこのほど、沖縄本土復帰50年を記念して制作した「雪が降るサンゴの食器」を販売している。

 1972年の本土復帰の際、不安や期待から、沖縄県民の間で「沖縄に雪が降る」といううわさが広まったことにちなみ、「沖縄のサンゴに降る雪」をイメージして制作したという。50年前の県民の期待と希望へ思いをはせ、プレートにサンゴや玉雪などをあしらった。

 イメージ通りの焼き色を実現するまで試作を繰り返し、完成まで1年ほどかかった、という。売り上げの一部はサンゴの保全活動へ寄付する。

 オキナワロイヤルクラフトは「食卓で沖縄の本土復帰や世界平和、持続可能な社会生活、沖縄の自然の美しさについて家族で話すきっかけになれば」としている。

 プレート2枚セットで価格は4290円。