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台湾と松本清張の間にはいったいどういう関係が? 「遺された指紋―松本清張と台湾ミステリー小説」展

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 ミステリーファンなら心をくすぐられてしまいそうな、謎めいた展覧会だ。7月29日に、「遺された指紋―松本清張と台湾ミステリー小説」展が、台日3カ所の会場で同時開幕する。日本の推理小説の歴史において、重厚な存在感を示す松本清張だが、台湾においても非常に重要な役割を担っているという。同展は、松本清張に焦点を当てつつ、台湾推理小説界への日本の影響を振り返りながら、台湾と日本の推理小説についてひもといていこうという試み。

 展示構成は、「目撃証人の告白」「現場の如何(いか)なる痕跡も見逃さない」「断崖の向こうから来た推理(ミステリー)」「終わりなき探求」「遺された指紋は誰のもの?」「ミステリーに隠された真相」の6つ。

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 松本清張と台湾の間にはいったいどういう関係があったのか? 答えは会場で。日本の会場は、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都港区虎ノ門1丁目1-12 虎ノ門ビル2階)。期間は8月19日(金)まで。